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理事長挨拶
理事長鳥井信吾 |
戦後の混乱期である昭和25年、自然に囲まれた景勝の地、兵庫県宝塚市雲雀丘には小・中学校はなく、本学は地元の熱望を受けて生まれました。
初代理事長 鳥井信治郎は「親孝行な人はどんなことでも立派にできる」と説き、「素直な心を持ち、いつも感謝の念を捧げ、健康な体力とたくましい実践力を持つ強い人間を創る」ことを雲雀丘教育の根本としました。そして、この理念は創立の精神「孝道」として脈々と受け継がれています。
一方でサントリーの創業者でもあった信治郎は、企業経営において逆風に置かれたときも「やってみなはれ」精神の下、積極果敢な挑戦をして企業の礎を築きました。
時代を経ても変わらない創立の精神を大切にしつつ、新しい時代の変化に積極的に対応していくことで、たくましく生き抜いていくことができる力を身につける教育を学園は実践していきます。
学園歌に『雲雀丘のこずえは動く』『翼は巡る 世界を巡る』 の言葉がありますが、学園は21世紀の日本を支える「世界的な視野を持った創造的な人材」を育てようとしています。
皆さまには雲雀丘学園の教育理念と方針をご理解いただき、共に次世代の人材育成に携わっていくことができればと願っています。